# 【スカイクロラ】忙しい人のための早分かりまとめ
2008.09.05 Friday
先日、映画の【スカイクロラ】を観て来たわけですが、イマイチ釈然としなかったので、原作を読み始めました。
勘違いしないでいただきたいのですが、ちゃんと筋とか設定は理解できたんです、これでもオタクの端くれで攻殻機動隊(映画)も見てますし!
でも『釈然としない』のですよ…( ̄- ̄)。
映画になった【スカイクロラ】はシリーズものの(時系列での)最終話なので、第一話の『ナ・バ・テア』から読み始めました。
今回はその、『ナ・バ・テア』です。
!ご注意!
この文章はあくまであらすじのまとめです。自分のための覚書のようなものなのです。ネタバレ満載ですので、内容を知りたくない人は読まないで下さい。
また、巷で盛り上がっているらしき、議論のための議論はするつもりはありません。「最後の戦闘シーンが受精を暗喩している」、とか、そういう「解釈合戦」にはまったく興味ありませんので、その手の話をしたい人は、ふさわしい場へ行ってください。
<もひとつ注意>長いよ!(笑)
では、上記了解いただいた方のみ、続きをどぞ↓
勘違いしないでいただきたいのですが、ちゃんと筋とか設定は理解できたんです、これでもオタクの端くれで攻殻機動隊(映画)も見てますし!
でも『釈然としない』のですよ…( ̄- ̄)。
映画になった【スカイクロラ】はシリーズものの(時系列での)最終話なので、第一話の『ナ・バ・テア』から読み始めました。
今回はその、『ナ・バ・テア』です。
!ご注意!
この文章はあくまであらすじのまとめです。自分のための覚書のようなものなのです。ネタバレ満載ですので、内容を知りたくない人は読まないで下さい。
また、巷で盛り上がっているらしき、議論のための議論はするつもりはありません。「最後の戦闘シーンが受精を暗喩している」、とか、そういう「解釈合戦」にはまったく興味ありませんので、その手の話をしたい人は、ふさわしい場へ行ってください。
<もひとつ注意>長いよ!(笑)
では、上記了解いただいた方のみ、続きをどぞ↓
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物語は「僕」の一人称で進められる。なので、自然と主人公は「男性」であると思ってしまうが、実は女性。
物語中ほどまでは「クサナギ」という苗字すらも出てこないし、最後の最後にやっと「草薙水素」というフルネームが一回出てくるのみ。
「僕」はパイロットとして戦闘機を駆っている。
しかし「会社」に属しており「軍」とかそういったものには組していない。
戦争である、という記述はどこにもなく、だがしかし、「敵」は存在し、それらと戦っている。
物語冒頭、「僕」は新しい基地へ赴任して来、すぐにエースパイロットとなる。
その基地には「ティーチャ」と呼ばれる、誰もが憧れるエースパイロットがすでにいた。
「ティーチャ」はコードネームであり、本名は誰も知らないし、知ろうともしない。
有能な「僕」はすぐに「ティーチャ」と組んで任務を遂行するようになる。
上手く飛ぶためのコツを聞く「僕」に「ティーチャ」は「命を粗末にするな」とだけ答える。
「僕」は飛行機が好き。飛んでいる時は「自由」だと感じる。できることならずっと空にいたいと思っているが、地上に降りねば生きていけないことも分かっている。地上は穢れている。空は清い。
同じ基地のパイロットである薬田に「恋人はいるのか」と聞かれるが「そういった会話をすることすら不快」と切り捨てるほど潔癖。
基地には「僕」以外に女性パイロットはおらず、それなのにまたたくまにエースとなったことへの嫉妬であろう、と「僕」は理解する。とても冷静。
ある日、メカニックの笹倉(映画では女だが原作では男)とともにドライブインに食事に出た帰り、基地のそばで酔っ払って地面に寝ている女を助ける。
笹倉はその女を「たまに基地に来て騒いでいる連中」の一人だ、と言う。
「僕」はその女を「汚らわしい大人の女」だと思う。
翌日、同僚の薬田にその女の名が「フーコ」である、と聞かされる。
学生時代の回想。「僕」は文化祭の夜、キスしようとした男子生徒を火掻き棒で殴って怪我をさせたことを思い出す。そして、その「僕」に「残酷な人」という言葉を投げつけた女子生徒のことも。
その女性徒とは卒業後、偶然会ったが、彼女はずいぶん年上の男と一緒で、それを「僕」に見られたことにひどく狼狽した。そして
「悔しかったら大人になってみなさいよ」と言う言葉を投げつけた。
基地に「栗田」という男性パイロットと「比嘉沢」という女性パイロットが赴任してくる。
「比嘉沢」はティーチャのことを意識し「ステキな人」と言う。その「比嘉沢」に、「僕」は牽制ともとれる忠告をする。
自分達は子供で、だから「そう」でない大人の男であるティーチャに、目が行くのだ、と。
会社の本部からやってきた甲斐という女性に引き合わされた「僕」は、将来の指揮官クラスに女性の「キルドレ」を据えたい、という展望を話される。
そしてその候補に、クサナギを推したい、と。
「僕」は特に拒否もせず、かといって喜ぶわけでもなく淡々とそれを聞く。
※作中で「キルドレ」と言う単語が出てくるのはここだけ。
翌日、ティーチャと僕、比嘉沢と栗田の4人で飛ぶことになり、比嘉沢が打ち落とされ、堕ちる。落ちた現場に集まった野次馬が、彼女を「可哀想」と言い、「僕」は「可哀想なんかじゃない!」と食って掛かる。
その晩、「女を抱きに行く」と言ったティーチャの車に、「僕」は無言で乗り込み、ティーチャもそれをとがめることもなく、町外れの娼館へ行く。
部屋にまでついてきた「僕」にティーチャは「どうする、早く決めろ」と促し、「僕」は部屋の前にいた「フーコ」に「この部屋に入らないで下さい」と頼む。そしてそのままティーチャのベッドへと入った。
その後、何も起こらず1ヶ月ほどが経過。
「僕」がティーチャと組んで飛ぶことはなかった。その間に、本部情報部の人間が「僕」に面会し、ティーチャについて「不審な行動はないか」などと質問していくことがあった。
「僕」は何もない、と答える。
ある日、一般人の女性数人に引き合わされる。女性達は「僕」にデリカシーのない質問をたくさんする。(この辺は映画で主人公が慈善団体?のオバサン達と対応した時と同じ)
しばらくして、「僕」は妊娠していることに気づき、ティーチャに堕胎するための保証人のサインをして欲しい、と頼む。ティーチャは快く承諾する。
しかし、堕胎をするために向かった先の病院で、「僕」は堕胎ではなく、受精卵を取り出す手術を受けることになる。ティーチャが「僕」に黙って医師に依頼したのだ。
「僕」は麻酔に落ちながらそのことを聞かされ驚くが、子供が普通の人間として育つ、ということを何度も確認しながら、麻酔に落ちていく。
手術が終わり、ホテルに戻った「僕」の元にティーチャが現れ、「会社をやめてきた」と言う。
「僕」は「子供を引き取るためか?」と聞くが、ティーチャはそれに「お前には関係ない」と答え、去っていく。
数日後、「僕」は基地へ戻ったが、ティーチャはすでに辞めていていなかった。そして誰もその詳細を知らない。
しばらくして、「僕」は空に上がり、機体に黒猫のようなペイントをした飛行機とやりあう。逃げ切られる直前、その機体が、見覚えのある翼の振り方をしてみせた。
「僕」は思わず「やったぁ!」と叫ぶ。
「チータってことか?まったく何考えてんだか」とつぶやきながら、可笑しくて涙が出る「僕」は、それから大笑いした。
思いっきり笑った。
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