ファザコンにモテる人

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    評価:
    内田 樹
    文藝春秋
    ¥ 600
    (2011-01)
    コメント:読みやすい文章で色んな事にお答えくれる内田先生。非婚・少子化時代における「男を確実に籠絡する方法」「CanCam一人勝ちのラブリーニッポン」とか。ほら読みたくなった?(笑)

    評価:
    ---
    イースト・プレス
    ¥ 1,050
    (2011-06-23)
    コメント:全国の投稿者から集まった小話です

    JUGEMテーマ:読書
     
    マトグロッソというWEB雑誌があるのですが、そこの『ナショナルストーリープロジェクト日本版』という企画で、内田樹と高橋源一郎が共に選者をやっています。
    『ナショナルストーリープロジェクト日本版』というのは、元々アメリカのラジオ番組でやってた事を、じゃあ日本でもやろうか、ってことでやってるものだそうです。
    お題を決めた「嘘みたいなホントの話」を読者から投稿してもらい、選者の二人が選んだものがWEB掲載されます。

    ちょっと前に内田樹(うちだたつる)ブームというのがあったそうです。
    今もひそかに続いてるのかな?
    過去形にしたらファンに怒られるかしら?(笑)
    この内田樹ファンの事をタツラーって呼ぶそうで。
    すでに1群として認識されて呼称まで決まってるあたり、かなりのブームですよね。

    内田樹さんというのは、つい最近まで神戸女学院大学の教授でいらした先生で、専門はフランス現代思想、映画記号論、武道論だそうです(文庫の著者紹介から抜粋)。

    実はうちのダンナと私は『ナショナルストーリープロジェクト日本版』に何回か採用されてまして、すでに書籍化されている1冊目の「嘘みたいな本当の話」にはダンナの投稿作が3話収録されています。
    (ダンナのPNを知ってる人は探せば見つけられますよw)

    この書籍が発行された時にイベントが行われて、希望する読者と選者の二人が対面でトークセッション的な事をしたのです。このイベント、二次会まで行われまして、「俺は本は読むがタツラーではない!」と言いきるダンナと共に参加してきました。

    そしたらまぁ、若い女子から若くない女子までの内田先生への人気がすさまじいことwww
    さすが女子学生から、胸に「たつる」のアップリケをつけたぬいぐるみをプレゼントされるだけあります。

    ものすごい男前ということではないのですが、下品ではなくナチュラルで物静かな様子と、穏やかな語り口は確かに好印象な方でした。
    たたずまいが端然としているのは、武道(合気道)をされていらっしゃるのも一因かもしれません。

    なんでこんなにモテるかなー、と思い、ダンナの持ってる内田先生の本をめくって何章か読んでみました。
    (記事上でアマゾンリンク紹介している本です)
    そしたら、ああ、これかな、ってのを見つけましたですよ。

    -----抜粋-----

    ほんとうにいろいろなことを訊ねられる人間である。たぶん私は一部メディアからはどんな質問でも「それはね…」と即答する「占い師」のようなものだと思われているのであろう。
    もちろん、私はどんな質問にも(自分が知らない事案についてさえ)「それはね……」と即答することができる。
    なにしろそれだけで飯を食ってきたのである。
    別にむずかしいことではない。
    相手が「どういう答えを聞きたがっているか」を探り当てればよいのである。

    -----抜粋ここまで-----

    モテる男にも色々種類があるんです。

    それは女子の求める内容によって大別されますが、「頼れる人(父性)」「見せびらかしたい人(装飾性)」「ほっとけない人(子ども性)」とかそんな感じです。
    内田先生はこの中の「頼れる人」なのです。

    私ははっきりとファザコンです。
    うちの父は鬼瓦のような恐ろしい顔で、口より先に手が出る怖い人でしたが「頼れる人」です。
    子供のころ、はっきりと覚えていますが、「ああ、分からないことはお父さんに聞いたら分かるなぁ」と思った事があります。
    もちろんはっきりと大好きなのはお母さんで、普段甘えるのもお母さんだし二人がけんかしたら絶対にお母さんの味方をするのですが、不思議と「分からないことを聞く」のはお父さんでした。
     決して、お母さんがあてにならないという意味ではありませんよ(笑)。

    昔から、『運動能力より頭メイン』の私にとって、「聞いたら答えが帰ってくる」というのはとても大事なことでした。
    父は、見えない程広い世界の一端を私に分かるように解説してくれて、それが私にとってどういう意味を持つのか、ということを教えてくれる、辞書のような人でした。(いまではぐぐるさんがソレ)

    女性は「難しい事でも自分に分かるように話してくれる人」が好きです。
    どんなに良いことを言ってても、わけの分からない単語を並べてドヤ顔されたら、ちっとも偉いと思えないし、その人に好感は持ちません。
    かといって、こっちを馬鹿にしてるのかと思うほど平易すぎる言葉でしつこく説明されるのも腹が立つ。要はバランスなんですけど、その辺がきっと難しくて、分かれ目なんでしょうね。

    内田先生はそこにジャストフィットなのではないかと思うのです。

    娘さんを一人で育て上げた、というプロフィールもそこに加わって、なんというか

    「この人に可愛がられたい」
    「晩酌してる膝の上に座ってナデナデされたい」

    というような『大好きなお父さん』属性に心ひかれるのではないかなー、と。



    内田先生を好きな女子はきっと、大なり小なりファザコンに違いない、うん。

    コメント
    読んでいてファザコンな私もついコメントしたくなりました。
    内田樹さんのことがわりと前から気になっていたんですw
    その分析は当たってるんじゃないかと!

    うちの父は知識を吐き出すことには抵抗がないのに、
    私がする質問の答えを執拗なまでに、くれない人でした(笑)。
    でも私は典型的なファザコンなんだよなぁというのが、
    自分では分析できないですが、きっと、
    膝の上に当然いていい、と自分が思えたのだろうなーって(笑)。
    • ももじ
    • 2011/10/13 10:20 PM
    >ももじちゃん
    分析当ってるかしら!?( ´艸`)ムププ

    うちの父は一度たりとも自分の子(わたし含め弟妹も)を膝に抱いたことなどないんですよw
    むしろ寄ってきた子供を「邪魔」と突っ転がす人でねぇ…( ̄− ̄)トオイメ
    だから「膝の上」というのは一般的な「お父さんっぽさ」を表現したものであって、私の実感ではないんですがwww

    あ、ダンナがこのブログ読んで自分を「頼れる人」とアピールしててうざいですwww
    • きなり
    • 2011/10/14 9:36 PM
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